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胸焼け/胃もたれの原因と対処法

1. 胸焼けの原因とは?

食べ過ぎたり、飲みすぎたりした時に、誰もが胸焼けを経験した事があるはずです。胸焼けは、何故起こるのでしょう。原因は様々あります。まず、一つ目の原因として、肥満が挙げられます。肥満になっていると、腹部の脂肪により、胃が圧迫され、胃液が増加したり、胃酸が逆流しやすくなったりします。その結果、胸焼けを起こしやすくなるのです。二つ目は、刺激物の摂取です。刺激物と言っても色々ありますが、その代表として、煙草、アルコール、コーヒー、チョコレートが挙げられます。アルコールやコーヒーには、胃酸分泌を促進させる作用があります。その為、胃の中に入っている内容物が逆流しやすくなるのです。これが、胸焼けの原因となります。他にも、胸焼けを起こす原因は沢山あります。暴飲暴食をすれば、もちろん胃に負担がかかりますし、消化がよくない物を摂取すれば、これもまた胃に負担をかける事になります。胸焼けを起こす原因は、胃が圧迫されたり、胃液が逆流したりと、胃と関連深い事が窺えます。それに、妊娠やストレスからも、胸焼けは起こるようです。他にも、先天性な体質の方もいます。先天性な体質の方は、胃の一部が横隔膜よりも上に大きいので、胃酸が逆流しやすく、胸焼けも起こしやすくなります。このように、胸焼けを起こす原因は色々あるのです。先天性な場合や、妊娠、病気等で胸焼けを起こす分には防ぎようがありません。しかし、その他の原因の場合は、暴飲暴食をしない、刺激物を摂らない等して予防が出来るので、胸焼けを起こしたくない方は、気をつけられるといいですね。


2. 胸焼けの症状ってどんなのがでる?

胸焼けの症状は、個人によって感じ方が違います。初めて胸焼けを起こす方は、心臓の痛みと勘違いする方もいるでしょう。胸焼けは胃と関連しているので、胃液のような酸っぱい水が上がってきます。この酸っぱい水を苦い水と感じる方もいます。他にも、食道が痛んだりします。この食道の痛みを心臓の痛みと間違えてしまうのです。この痛みも人によって感じ方が違うのですが、胃から喉にかけて焼ける感じがあったり、胃の食べ物が食道に上がってくる感じがあったり、食道がチリチリと痛んだり、胸が熱く感じたりします。また、みぞおちが痛む方もいます。胸焼けと言うと、むかむかする症状だけが出ると思いがちですが、胸焼けはこの様に色々な症状が出るのです。でも、これらは、全て一時的なものです。しばらくすると、痛みが和らいでいき、次第に痛みがなくなります。しかし、まれにですが、この状態が悪化する場合があります。この状態が悪化すると、喉に違和感を感じたり、声がかすれたり、胸が痛んだりしてきます。慢性な咳が続くという症状が出る事もあるので、一見、風邪と勘違いされがちです。風邪が長く続き、肺炎でもないのに胸が痛む場合は、胸焼けを疑ってみるのもいいかもしれませんね。胸焼け自体は、怖い病気ではないのですが、例えば、この胸焼けと同時に他の症状が出る場合は、何かの病気を患っていることもあります。胸焼けが長く続く場合や、頻繁に胸焼けを起こされる方は、一度、受診された方がいいでしょう。


3. 胸焼けの対処法って?

胸焼けを起こさないようにするには、どうしたらいいのでしょう。一番いいのは、昔の日本人の生活を真似する事です。昔の日本人は、電気がない時代でしたので、夜は早くに寝て、朝は早く起きる生活をしていました。食事も、現代の食事と違い、添加物が入っている食事もないし、もちろん、脂っこい食事もなかったので、今よりもはるかに消化のいい食事を摂っていました。しかし、今の日本人には、昔の日本人の生活を真似すると言っても、なかなか難しいものです。なので、まずは、早寝早起きをし、夜更かしをしない。なるべく脂っこい食事を避けて、炭水化物や良質なタンパク質を摂る等するといいでしょう。良質なタンパク質には、白身魚、豆腐、卵等があります。また、にんにくや香辛料等の刺激物や、チョコレート、カフェインは、胃酸の分泌を促す為、胸焼けを起こしやすくなります。これらの食品は、なるべく摂らない様にしましょう。胸焼けは、胃と関連しているので、コルセット等で、胃を圧迫すると胸やけが起こりやすくなります。また、前かがみになる事も胃を圧迫するため、胸焼けが起こります。なので、胸焼けを起こさないようにするには、身に付ける物や、姿勢にも気をつけて下さい。もし、胸焼けが起こってしまった時は、市販の胃薬を使うといいでしょう。上半身を少し高くして寝るのもオススメです。上半身を高くして寝れば、重力に逆らうので、胃の内容物が逆流してくるのを防げます。上半身を高くするには、布団の下に座布団や、毛布等をはさんで入れるといいですよ。


4. 胸焼けとげっぷが頻繁に出る時はどんな病気の可能性がある?

胸焼けと一緒に、げっぷが頻繁に出る事があります。実は、胸焼けとげっぷが一緒に起こる場合には、病気が隠れている場合があるのです。その代表的な物が、「胃食道逆流症」です。この病気は、「逆流性食道炎」と「非びらん性胃食道逆流症」の2つのタイプがあります。「逆流性食道炎」は食道の下部にただれがあるのに対し、「非びらん性胃食道逆流症」は病変はないのに症状が出ます。最近、胸焼けとげっぷが出るという方は、下のセルフチェックをしてみて下さい。 1、胸焼けがする 2、げっぷがよく出る 3、前かがみになると胸焼けがする 4、お腹が張る 5、食後、気持ち悪くなる 6、物を飲み込むとつかえる 7、喉に違和感がある 8、胃がもたれる 9、食事の途中で満腹になる 10、胃酸が上がってくる これらの症状に沢山当てはまる方は、「胃食道逆流症」の疑いがあるので、一度病院で受診されてみて下さい。受診される際は、症状だけでは、正確な病名を特定する事が出来ないので、痛みの出方や、痛みの場所、症状の程度をメモに書いておくと診察を受ける時に役立ちます。病院では、まず、食道粘膜のびらんや、潰瘍の確認をする為に、胃内視鏡検査をします。また、心臓疾患ではないかの心電図検査も同時に行います。この検査で、潰瘍やガン、心臓疾患が見つからなければ、「胃食道逆流症」の治療を開始します。しかし、胸焼けとげっぷが頻繁に起こるからと言って、「胃食道逆流症」とは限りません。胃がんや慢性胃炎、胃潰瘍等の胃の病気の事もあります。このように、胸焼けと胃は関連深いので、もし、症状が頻繁に続くようなら、病院で検査をされて下さい。


5. 胸焼けしやすい食事って?

胸焼けしやすい食事は、いわゆる消化の悪い食事になります。消化の悪い食事の一つとして、油物等の脂っこい食事が挙げられます。脂肪というのは、胃の消化酵素では消化する事が出来ません。その為、脂肪は十二指腸へと流れていきます。脂肪が十二指腸に入ると、コレシストキニンというホルモンが分泌され、その刺激により、すい臓からリバーゼという消化酵素が分泌されます。この消化酵素によって、脂肪は消化されるのです。すい臓が刺激されると、胃と食道のさかい目にある下部食道括約筋のしまりが緩みます。この下部食道括約筋の緩みが胸焼けを起こすわけです。また、下部食道括約筋が緩むと、胃液が逆流してゲップが出やすくなるでしょう。他にも、熱い物や、酸っぱい物、辛い物が胸やけを起こす原因となります。スパイスには、カプサイシンという成分が含まれているのですが、このカプサイシンという成分が食道の粘膜に刺激を与えるのです。この刺激により、食道の粘膜が敏感になります。熱い物や、酸っぱい物もスパイス同様、食道の粘膜を刺激します。辛い物、酸っぱい物、熱い物は、お互いに刺激を高めあう作用があるので、これら3つを同時に摂取してしまうと、ますます胸やけを起こしやすくなります。緑茶やコーヒー、紅茶等のカフェインを含んだ飲み物や、チョコレートも胸焼けを起こしやすいので、緑茶やコーヒー、紅茶は出来るだけ控えるようにし、もし、飲む場合は、1日1杯くらいにしましょう。


6. 妊娠時の胸焼けを抑えるには?

妊娠中は、大きくなるお腹に胃が圧迫される為、胸焼けを起こしやすくなります。ただでさえ、妊娠中はつわりがあるので、妊娠中に胸焼けを起こすと、とても辛いですよね。胸焼けを抑える為には、食事を摂る前に牛乳を飲むと、牛乳が胃の粘膜を守ってくれ、胸焼けを軽減させてくれます。また、唾液には、胃酸を中和させてくれる作用があります。ガムは、唾液を分泌させてくれるので、ガムを噛む事で、胸焼けを抑える事が出来ます。妊娠中は、胸焼けを起こしやすいので、1回の食事の量を減らし、食事の回数を多くすると、胸焼けを抑える事が出来ます。また、朝起きてすぐや空腹時に胸焼けが起こりやすいため、空腹にならないように、飴やガムを食べるといいでしょう。妊娠中は体が重たいので、つい横になりがちですが、食後に横になると、胸焼けを起こしやすいので、食後2時間位はなるべく横にならない様にすると、胸焼けを起こすのを防げます。それに、ストレスで胸焼けが起こる事もあります。妊娠中は、特にストレスを溜めるのはよくないので、ストレスを溜めない為にも、軽い散歩をしたり、家族や友人と話したりする等して、気分転換をしましょう。そうする事で、胸焼けを抑える事が出来ます。また、リラックス効果のあるCDを聞きながら、上半身を高くして眠ると気分が安らぎ、ストレスも胸焼けも抑える事が出来ると言われています。妊娠中は、好きな物を我慢したりと、ストレスが溜まりやすい環境にあります。ハーブやアロマ等を使って、リラクゼーション効果を得るのもオススメです。例えば、カモミール、ペパーミント、レモンバームなどのお茶は、妊娠中でも飲む事が出来るので、香りを楽しみながら飲むといいかもしれません。


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